毎日がクリスマス

9月も最終日になってしまいました。なんだか時の流れが速く感じます。ついこないだお正月だったような気がしますが、いかがお過ごしですか?

「毎日がクリスマス」まったく季節外れな表題ですが。今朝、なぜか思いついた言葉です。

今年もあと3か月。一日一日をしっかり意識して味わって行きたいなと思います。

あなたは「クリスマス」と聞いてどんなイメージが湧きますか?

多くの日本人にとっては、年末12月24日と25日の、プレゼントとケーキとツリーとサンタクロースのイメージでしょうか。

あなたがクリスチャンであれば、イエスキリストの誕生を祝う行事とか、それにまつわる神聖な意味を説明できるのでしょう。

私も両親もクリスチャンではありませんが、多くの日本人の例(?)にもれず、幼いころのクリスマスにはツリー、ごちそう、ケーキ、寝ている間に枕元にプレゼント、という習慣がありました。サンタクロースがこっそり枕元にプレゼントを置きに来てくれると本気で信じていて、一生懸命お手紙を書いたり、今年こそはサンタさんを目撃するまでは眠るまいと心に誓っては眠りこけたりしていました。しかし、サンタさんを目撃することは叶わず、リクエストが叶うこともなく、ある時はおもちゃではなく興味のない童話本が置いてあって大変がっかりしました。親の心子知らず、ですね。

ちなみに今私は人の親となりましたが、子供にはサンタさんを信じさせたり、枕元にプレゼントを置いたりはしません。ツリーやケーキ、祖父母からの(本人のリクエストに応えた)プレゼントはあるので、サンタさんが居なくても子供は嬉しそうです。

「子供の夢を壊さないで」という意見もありますが、私は、子供に嘘はつきたくありません。いつか、親の嘘に気づく時が必ず来るのが忍びなくて・・・。

私はその瞬間をよくは覚えていないのですが、なんとも説明しようのない脱力感のような、裏切られた感じがあったと思います。

さんざんなことを書いてしまいましたが、私は、クリスマスが嫌いなわけではありません。

幼心に感じてきた「クリスマス」というものへの期待とワクワク感は、お正月にはない魔法のような特別なものがありました。このワクワク感はいったいなんだろう?と考えると、クリスマスのイメージに付随する「プレゼント」に対しての感情なのではと思うのです。

プレゼント・・・子供にとってのそれはお目当てのおもちゃやゲームかもしれません。

でも歳を重ねて、いろいろな経験をしていろいろな思いをして、様々な不幸を見聞きしたりすると、今こうして生きているということこそが奇跡の贈り物だということを、だんだんに理解できるようになってきました。

「人生の贈り物」という絵本があり、そこで書かれていますが、まさに「present(プレゼント)=present(現在)」ということなんですね。

おもちゃやゲームやほしいモノが、いったいなんなんだ、というような、絶大な幸福感をもたらせてくれる、この上もなく素晴らしいプレゼントは、今この瞬間に目の前にあったということ・・・

今日一日を振り返って、感謝できることを書き出してみるという習慣のおかげか、今この瞬間こそがプレゼントなんだ、ということを意識できる時間が増えてきました。

前回のブログに書きましたが、宇宙人(仮に本当にいるとして)の教えで知ったこと・・・要するに「意図すること」こそがすべてで、自分が今この瞬間に意図することが、次の現実を作っていく。未来は決まっていない。今この瞬間の自分の意図が未来を選んでいる・・・ということ。

たぶんそれは本当の事で、それ以上にワクワクするような「プレゼント」って、ないんじゃないかと思うのです。

自分自身が人生の創造主であるという気づきこそが、最大のプレゼント・・・。

ということを頭では理解しかけてるけれど、もっと意識して、体感として、気づいていきたい・・・。

そのワクワク感を、クリスマスの時だけじゃなくて、いかに多くの日数、1年の内365日に近い日数、感じることができるようになるか、ということが、大事なことなんじゃないかと思うのです。だから、

「毎日がクリスマス」を意識して口癖にしようと思います。

口癖=無意識からくるもの だから、

口癖を意識して変えると、無意識が変わっていき、

無意識が変わると、呼び寄せる現実が変わる

と聞きます。

なかなかできないので、あえてここに宣言するのですが、自分の子供には、そういうことを、生きる姿勢を通して教えていきたいなと思います。

いつも口角を上げて基本笑顔でいて、些細なことに対して喜んでばかりいて、「あ~幸せ~」とかポジティブな言葉ばかりを口にし、好奇心にあふれていて、あらゆる常識にとらわれずに勇気をもって自分の感性に従って日々生きていく。という姿勢を。

そういう姿勢でいれば、それば外からくるネガティブ情報を弾き飛ばすバリアにもなるような気がします。

ちょっとずつでも意識していけば、千里の道も一歩からで、叶わないことはないかもしれない・・・と、来月の個展が素敵で楽しいものになることを意図しながら、ワクワクと準備に没頭している日々です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よい一日を。