「シリカジュール」技法の作品はこちらにて随時販売していきます。作品は一か月ごとにテーマを変えて入れ替えていく予定です。

2021年5月のテーマは薔薇です。


作品No.2019A5 「薔薇」ブローチ  価格 \100,000 
縦×横×奥行き:5.0×6.6×3.0cm  重さ:約13.8g
素材:14Kgf、シリコン、ステンレス(金具)

大輪の薔薇のブローチです。ゴールドのワイヤーにクリーム色×淡いピンクがマッチして、華やかながらも優しげな雰囲気です。(後ろの金具部分に作品ナンバー入り)

ご注意・・・シリカジュールによるものは保管の仕方によっては黄変する可能性がございます。ご使用にならない時は、チャック付きのビニール袋に入れて密閉し、それを箱などに入れて遮光の上、熱くならない場所に保管していただきますようお願いいたします。また、ひっかかりやすいデザインなので、繊細な素材のストールなどに装着の際は十分ご注意ください。


作品No.2021B9 「シルバーライニング」ブローチ  価格 \100,000 
縦×横×奥行き:8.0×5.4×2.5cm  重さ:約12.3g
素材:ステンレス、シリコン、レジン、スワロフスキービーズ社製ビーズ、14Kgf、チェコグラスビーズ、レジン

「シルバーライニング」という名前の薔薇がモデルです。花名の由来は、ことわざである「Every cloud has a silver lining.」から来ており、直訳すると「どんなに厚い雲にも光の部分(縁)はある」となります。「厚く暗い雲にも太陽の光で白く輝いている縁の部分がある」ということで「希望の兆し」という意味があるようです。
(出展:https://himenobaraen.jp/item/silver_lining
本物のお花に銀色の縁はありませんが、シリカジュールの特徴である縁のステンレスワイヤーを輝かせて花名を意識して作りました。
リボンの赤い部分は世界一小さいグラスビーズで、永遠に色褪せない鮮やかさです。
裏の金具に作品ナンバー入り。

ご注意・・・シリカジュールによるものは保管の仕方によっては黄変する可能性がございます。ご使用にならない時は、チャック付きのビニール袋に入れて密閉し、それを箱などに入れて遮光の上、熱くならない場所に保管していただきますようお願いいたします。また、ひっかかりやすいデザインなので、繊細な素材のストールなどに装着の際は十分ご注意ください。

販売について

 下部のフォームより、ご希望の作品を選択していただき、ご購入をお申し込みください。先着での販売とさせていただきますので、売り切れの際はご容赦ください。

 通常2日以内に、お支払いのご案内をメールにて返信いたします。ご注文後3日経過しても返信がない場合は、お手数ですがメール又はお電話にてご連絡ください。お支払い確認後、すみやかに発送いたします。

・送料について
 一点物作品の送料は無料です。宅急便にて発送いたします。

・お支払い方法について
 お支払いは、クレジットカード払い(Visa/Master/JCB/AMEX/Diners/Discover)又は ゆうちょ銀行へのお振込み(銀行振り込み、又は郵便振替)がご利用いただけます。お申込みいただきましたら、メールにてお支払いについての情報をご連絡いたします。
 なおクレジットカード払いは、決済用のメールをお送りしてWebから決済していただく形となりますので、PC又はスマートフォンのメールアドレスが必要です。

・お振込み手数料について
 お振込みの場合の振込み手数料については、お客様にてご負担ください。

・返品/交換について
 作品が不良品の場合は、送料をこちらで負担の上交換(修理)いたします。また、不良品ではなく試着されてみて求めるイメージと異なる場合は、お客様にて送料及びキャンセル料をご負担いただく条件にて返品を承ります。(試着ではなくご使用いただいた後での返品はお受けできません)。いずれも到着より1週間以内にご連絡ください。

・修理について
 通常使用の上で生じた不具合については当方にて修理を承ります。ただ、基本的にデリケートな作りとなっておりますので、無理な力などがかからぬようご注意ください。破損が著しい場合は修理できないこともございます。

・プレゼント包装について
 基本的に箱に入れてお送りしますが、ご希望であればリボンをおかけすることもできます。ご希望の方はその他メッセージ欄にてお申し付けください。


ご注文フォーム


    「シリカジュール(R)」技法とは、柔らかな風合いのシリコンと硬いワイヤーを組み合わせる方法です。軽いので身に着けるストレスが少なく、シリコンゴムなので水に濡れても平気で、弾力性があるので落としても割れません。
    実物をご覧になった方々からは「他では見たことのない作風」「これは価値がある」など高い評価をいただきました。しかしその分、(教室にご入会の方にはご理解いただけると思いますが)美しく仕上げるには様々な緻密な技と忍耐が必要です。

    ワイヤー細工では、植物の持つ優美な曲線を、本物を観察し、できる限り誠実に心を寄せつつヤットコで形作ります。決まった型紙はなく、フリーハンドで見たままを立体的に、しかし身に着けることを考え、高さが出すぎない半立体の構造に納めます。
    形ができたら、ワイヤーの表面に独特のきらめきを与えるために、平ヤットコで圧力をかけていきます。ヤットコを握りしめた一押しで1~2ミリしかきらめかせられないのですが、端から順番に根気強く押していきます。立体になっている状態で適切な角度にきらめきを与えるには、ハンマーでたたく訳にはいかないので、根気強く平ヤットコで一押し毎に角度を考えながら注意深く圧をかけていきます。

    そしてシリコン細工。半透明のペースト状のシリコンに硬化促進剤と絵の具を根気よく20回以上丹念にこねて練りこみます。どのような絵の具を入れるべきかとシリコンの粘土の業者に直接問い合わせた際、絵の具を練りこんできれいに均一な色を出すのは難しいので、練りこまずに表面につけることを勧められました。しかしそれでは奥深い透明感がでないので、苦労しても練りこんでいます。粘土の種類を問わず、普通、粘土細工の色付けは表面上に色を塗るかと思いますが、シリカジュール技法では粘土そのものに色を練りこむので、剥げることがありません。
    ただ、理想の色を生み出すのは難しく、苦労して練りこんだ後で、やり直すこともしばしばです。グラデーションカラーにする場合には、2色以上のペーストを作り、それぞれを徐々に薄く伸ばして合体させます。グラデーションの色の出方は合体させた後ではまったく修正がきかず、失敗すればシリコン作りからやり直しです。

    このようにしてやっとペーストができたら、それをワイヤーの枠に貼り付けます。ペーストを適切な厚みに延ばした後、すでに立体となっているワイヤーの枠に、さらに立体的に接着させるため、適度なたるみを目分量で予想してカットします。花びらのように薄いペーストの表面に、破けないよう注意をしながら細かなシワをつけるなどして繊細なテクスチャーを花びら一枚一枚に表現し、改めてワイヤーの枠に立体的に注意深く貼り付けます。
    そのまま適度な熱を加えて硬化させますが、時に、極微量である硬化促進剤の量が適切でないと硬化に失敗し、これまでの作業が無駄になることもあります。

    硬化させた後、ワイヤーとシリコンをいったん外して、改めてワイヤーとシリコンを接着させます。シリコン専用の瞬間接着剤でつけたり、髪の毛ほどの細い透明糸で縫い付けたりします。瞬間接着剤はまさに瞬間的に強い集中力を要します。合体時に少しでもズレてしまうと接着しませんし、また余分な接着剤でシリコンを汚して作品が台無しになることもあります。短い接着時間のうちに完ぺきに正確に合体させなくてはなりません。
    たとえ接着剤で完ぺきにつけられたとしても、特に凹凸の激しいものは何かのはずみではずれないとも限らないので、その上で透明な糸で縫い付けますが、糸がとても細くて透明なので、複雑な形状に糸を絡まらせずに縫い留めていくのには忍耐強い集中力が必要です。

    お肌やお洋服を傷つけないよう、ワイヤーの端をきれいに完ぺきに隠すことはもちろん、どこから見ても素敵になるよう、裏もシリコンできれいにカバーするなどしています。また、特にブローチなど、身に着けているときに下を向いてしまうことがないよう、試着をして様子を見ながら個体ごとに適切な方法で、支えとなるものをつけ足し、装着したら自動的に完ぺきな角度になるよう工夫を凝らします。実はここが装身具としての美しさの決め手で、一番神経を使う所かもしれません。
    途中で失敗したり納得のいくものができなかったりすれば、何日(時には1か月以上)かけて作ったものであっても、出品いたしません。

    ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
    以上のことをご理解ご納得の上でご購入をご検討いただけましたら幸いです。