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■AWJ(アートワイヤー・ジュエリー)とは

 AWJ(R)とは、庄依子という者が独学ではじめたワイヤー細工によるアクセサリーの名称「庄依子アートワイヤー・ジュエリー(R)」の略です。 

  基本的にペンチだけでできる手軽さとその楽しさを広めるため、1つの工芸として確立すべく、日々研鑽を積んでいます。
  デザインだけではなく、装身具としての有用性にもこだわっており、「身に着ける立体の絵画」をコンセプトに、あらゆるモチーフ作りに挑戦しています。
  現在、銀座での個展や作品販売、教室の講師などを通して活動しています。(2010.12)

■AWJの特徴(その1)ワイヤーについて

 

【AWJ専用ステンレスワイヤー】

AWJ専用に作られたオリジナルワイヤーです。

AWJ専用ステンレスワイヤーは、通常はワイヤーには使われないような品質の良い素材を使用しており、加工の過程も時間と手間をかけて、傷や肌荒れがないように作られています。

さらに、手磨きと同じ原理で表面全体をバフ(布)ポリッシュしているので、表面の輝きが違います。

日用品として一般的に売られているステンレスワイヤーは、コストを安く抑えるために急激に細くするため、硬いのですが、AWJ専用ステンレスワイヤーは、より多くの工程で丁寧に細くしているので、加工しやすい軟らかさになっています。

開発協力:(株)山添製作所

 

(左写真)ステンレスの輝きと硬さ、色、そして酸化しにくい性質はプラチナワイヤーとかなり似ています。(左はプラチナ、右はステンレス)
(右写真) 約8年前、同じ時期に同じ条件で棚に入っていた二つのリング。左は市販のシルバーリング、右は当時作った、ステンレスとアメジストのリング。シルバーは当時、白く輝いていましたが、現在真っ黒に酸化してしまいました。一方、ステンレスの方は、ほとんど状態が変わっていません。




■AWJの特徴(その2)工具について

 工具は主にラジオペンチ、丸ヤットコ、平ヤットコ、ニッパーなどを使います。ラジオペンチにはニッパー部分もついているので、基本的にはラジオペンチ一本だけでもできます。ペンチ類は、微妙な力加減が大事なので、私はバネをはずして使用しています。

【AWJ専用ヤットコ】

AWJ専用に作られたオリジナルヤットコです。 繊細さと丈夫さ、使い勝手にこだわりました。

AWJでのワイヤー細工には、繊細さと力強さの両方の要素が必要になります。1つの作品の中に、それらの要素が絡み合うので、いちいち使い分けるのは大変です。

理想の工具を求め、試行錯誤を重ね、工具の専門家に作っていただきました。

AWJ専用ヤットコのすぐれた特徴として、

・先端が細い
・ワイヤーをつかんでひねっても、先端がねじれにくい
・丸いカーブも角ばったラインも作れる
・ワイヤーが滑りにくい
・長時間持っていても疲れにくい軽さ

が挙げられます。いずれも AWJの細工にとって欠かせない要素です。

開発協力:(株)直徳



■AWJの特徴(その3)その他材料について

 
  ワイヤーだけでも出来ますが、アクセントとして主にパールや貴石、グラスビーズや革なども使います。AWJでは、ビーズをワイヤーに通した状態で、ペンチなどを使って整形することも多いので、ペンチでパーツを割らないようにするためには、ある程度の注意と慣れが必要です。
 
  また、シリコンなどの樹脂素材とのコラボレーションにより、より自由で複雑な表現が可能になりました。ガラスやエナメルのような風合いに、ワイヤーの良さがさらに生きます。

 


■AWJの特徴(その4)イヤクリップについて

 
  ワイヤーで作ったイヤクリップは、市販のイヤリングに比べ、小さく、痛くない割には落ちにくいという、ピアスホールのない人にとっては嬉しいものです。


  ピアスのような小ささと軽さ、耳への優しさと機能性、技術しだいでレパートリーが無限に広がります。

■AWJのささやかな歴史

<はじまり> 

  1996年の春頃、ある人のつけていた、さりげないワイヤーのリングを見たことから始まりました。それは、針金に大き目のビーズを2〜3個通しただけの素朴なものでしたが、それを見た途端、何か、言葉には表せない感動を覚えてしまいました。
  「自分でもあんなすてきなものが作りたい」と、その一心で、家にあった大きなラジオペンチとステンレスワイヤーを使って無我夢中で指輪を作りました。その時の感動が、きっかけとなっています。

←初めて作った作品(再現)

<仕事として>

 大学を卒業後、試行錯誤をしながら、ネットや雑貨店での販売、小さなショップの運営などを得て、現在はお客様を通しての紹介をきっかけに、銀座のギフトショップにて作品を販売したり、個展の随時開催と平行して、スクールを開催しています。

<これから>

 アーティストとして活動しながら、「アートワイヤー・ジュエリー」という1つのスタイルを確立して世の中に羽ばたかせたいと思います。アートワイヤー・ジュエリーを通してできる、人と人とのつながりに、心からの感謝を忘れないで進んでいきたいと思います。

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